同一労働同一賃金における不明点は相談窓口で確認を

相談

同一労働同一賃金について、企業側は正社員と非正規雇用労働者の「待遇差」をどのように確認したら良いのだろうかと悩まれると思います。
この待遇差に関しては、厚生労働省より『パートタイム・有期雇用労働者対応のための取組手順書』や『同一労働同一賃金ガイドライン』が公開されているので、これを確認しながら、待遇の状況を確認していくことになります。

待遇差がある場合、違いを設けている理由を明確に

待遇を確認するのは、賞与や手当を含めた賃金、福利厚生などです。しかし、働き方や役割が異なる場合、賃金や福利厚生で待遇差が出てしまうことはやむを得ないという場合もあります。そのため、違いが設けられていることが分かった場合、その違いがある理由を明確にしていく必要があります。
同一労働同一賃金により、労働者から待遇に対しての質問を受けた場合、企業は明確に説明しなければいけなくなります。説明を求められた場合に、不合理だとされてしまわないよう、明確にしておく必要があるのです。

同一労働同一賃金の不明点は相談窓口を利用しよう

同一労働同一賃金に関して、不明点を相談できる窓口が設置されています。市役所の労働局で相談窓口が設置されていることが多いので、問い合わせしてみてください。この相談窓口では、企業も労働者も相談をすることができます。例えば「制度の内容がよく分からない」とか、「待遇差の確認方法が知りたい」といった相談は多いです。労働者側からの相談としては、「正社員との待遇差が気になっている」などです。相談窓口に連絡することで、待遇差があるのかはっきりしますし、不合理ではないかどうかも確認できます。相談窓口を利用すれば、労働者への説明も行いやすくなるでしょう。

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